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2017年2月7日 火曜日 (500日目)第2回公判の夜、自宅にて 第2回公判の傍聴に14名の方に来て頂きました。 当日来られない方からは、激励のメールや手紙を頂きました。 移動の疲労を考えてストレッチャーで寝て行ける介護タクシーを頼み、公判も約2時間、事故以来一番の長くて緊張する時間をユキさんが無事に乗り切れたのも、皆さんの温かい応援あってのことです。 本当にありがとうございました。 裁判所ではベッドのある控室を用意して頂きました。 終了後も私物を片付けたり、介護タクシーに連絡をしたりなど慌ただしく、ロビーではゆっくりお礼を言うひまもなく申し訳ありませんでした。 自宅に戻り、ユキさんがやっとベッドで休んだのは午後5時半でした。 きっと疲れて今日は起きて来られないと思っていましたが、ちゃんと夕食を取り入浴もできました。 随分体力がついてきたんだなと、嬉しく思いました。 写真の「日めくり日記」は事故から2ヶ月くらい経った時、日にちも時間の経過もわからないユキさんのために、最初は私の応援メッセージを書いて窓辺に掲げていました。 次にユキさんに「明日の目標」を聞いて書き、昨年の2月18日から本人が書くことになりました。 2016年2月18日 木曜日(144日目)明生リハビリテーション病院にて 他に一言書く日記手帳、自分のスケジュールを書き込んだカレンダーの今日の日付に赤ペンでバッテンつけること、そんなことが夕食後の日課です。 以前は夜はもう疲れて嫌々書いていた感じでした。 最近は「何書こうか」とちょっと前向き。 もともと毎日仕事スケジュールや日記、思いついた考えなど、マメに書く人でしたから。 この日は手帳の別ページに傍聴に来て下さった方、応援して下さった方の名前と、弁護士さん、担当検察官、介護タクシー運転手さんの名前、そして「ありがとう」と書きました。 第2回公判 2017年2月7日火曜日 (500日目) さいたま地方裁判所川越支部第1部第1号法廷 午後1時30分〜 (書きかけです) (公判の内容をについてまとめ中です) 第3回公判 2017年3月7日火曜日 (528日目) さいたま地方裁判所川越支部第1部第1号法廷 午後1時30分〜 ユキさんが意見陳述をします 。 このために被害者参加を希望しました。 検察から初めて聴取を受けたのが昨年8月末、10月頃から、事故や今の自分にについて思うことを二人で話し、その都度ユキさんに書いてもらいました。 どんな事故だったのか、加害者はどんな人物なのか、私の知っていることを少しずつ話しました。 初公判で初めて知ったことも多くあり、どこまで話しても大丈夫なのか悩みもしました。 ユキさんは加害者は凶悪な人間で、これからも私たちを脅かすのではと怯えていました。 第2回公判で初めて加害者と対面し、その恐怖は消えました。 その後は積極的に言葉を探していました。 ユキさん自筆の原稿を弁護士さんに編集して頂き、削った中から私の希望でまた書き足して、やっとユキさんの言葉をまとめ上げることができました。 毎日読み上げる練習をしています。 上手に喋れないので悔しそうです。 自分の言葉がちゃんと聞こえるか、私に何度も確かめます。 加害者に、起きたことに、運命に対峙するため被害者参加を希望しました。 ユキさんがそこにいて言葉を発する、それが大事だと思っています。
by atelier-poeta
| 2017-03-01 16:55
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