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2016年12月22日木曜日 自宅にて (453日目) 第1回公判 2016年11月25日金曜日 (426日目) さいたま地方裁判所川越支部第1部第4号法廷 午前11時00分〜 この日は検察官による起訴状の朗読がありました。 私は被害者本人ではないので、弁護士のすぐ近くの傍聴席に座りました。 他には被告人の関係者らしき高齢女性と、見学の中年男性だけでした。 被告人は彼の弁護士に連れられて席に着きましたが、私が被告人=事故の加害者の顔を見たのはこれが初めてでした。 初公判10日前(事故から417日目)に弁護士を通じて謝罪と見舞金の申し出がありましたが、裁判対策としか思えずお断りしました。 被告人は公判終了後退廷するまで一度も私の方を見ませんでした。 事故の概要はこれまでの警察と検察の聴取から知ってはいましたが、今回初めて耳にした受傷時の目撃証言には身体が震え、怒りや悲しみや悔しさなどが入り混じり、拳を握りしめ涙を堪えて聴き入りました。 被告人は事故当日の日曜日に休日出勤する途中でコンビニで焼酎を買い、一人の職場で飲酒、運転して帰宅。 その後夜飲む酒が足りなくなるので、階段を降りるのにふらつくほどの状態で運転して酒を買いに出かけました。 そしてわざわざ曲がりくねり道幅狭い住宅街の路地に入りました。 夕刻が近付いているとはいえまだ明るい時間です。 道がくびれて狭くなった所のブロック塀に衝突、何度も切り返して脱出、時速40〜50キロで逃走。 左カーブの先で停止中の車に衝突、止まらず車と塀を削りながら逃走。 運転者は二週間の怪我を負われ、直前にすれ違った男性が危ないと思い振り返ったそうです。 この方はその時ボンネットに跳ね上げられるユキさんを目撃しました。 加害車輌は車底にユキさんを巻き込んだまま走り続け、振り落とし、丁字路になったブロック塀と電柱に激突して止まりました。 血中アルコール濃度は規制値の3倍でした。 塀の損壊、3軒 車輌の損壊、3台 電柱の損壊、1本 人身被害、2名 フロントガラスに蜘蛛の巣状にヒビがはいり、毛髪が付着していたそうです。 ユキさんの健康と生きてきた歴史と未来がこの衝撃で壊されてしまいました。 「車2台に轢かれた」といわれるほど全身傷だらけにされました。 被告人はユキさんがまだ入院中、警察の調べや実況見分の日にも飲酒していました。 第2回公判 2017年2月7日火曜日 (500日目) さいたま地方裁判所川越支部第1部第1号法廷 午後1時30分〜 第2回公判には二人で出廷します。 証人への尋問、被告人への質問があるそうです。 内容が何度か変更になっていますが、私が発言する予定もあります。 (コメント欄に追記しました) 先日被害者の家族としての立場での陳述の原稿を何日も徹夜して書きました。 弁護士を通じて検察官に見て頂いています。 ユキさんは第3回公判で意見を言う機会があるかもしれないのですが、まだ裁判そのもに強い不安を持っていたり、加害者を恐ろしい凶悪な人物と思い怯えているので、被害者参加自体必死の覚悟で望んでいます。 お時間のある方は是非傍聴にいらして下さい。 ユキさんを励ましてあげて下さい。 どうぞよろしくお願い申し上げます。 最後にだいぶ悩みましたが、一枚の写真を掲載します。 加害者は次回の法廷で初めてユキさんの今の姿を見ることになります。 染めていた髪も白くなり、加害者より幾つか歳上の車椅子の老人に見えるでしょうか。 退院時より頬もふっくらして表情も少し穏やかになりました。 けれども無辜の人間をかくも悲惨な目に遭わせたのだという事実から逃げ、逮捕もされずに自宅療養出来たのをいいことに飲酒をやめなかった加害者こそ、事故直後のユキさんの姿を知らなければならないと思っています。 ICUで再会した時の凄惨な姿は決して忘れることはできません。 リハビリ病院転院翌日、胸骨骨折のためコルセットをつけ、3人がかりで高い背もたれ付きの車椅子に移乗させられてデイルームに行きました。 どれくらい自力で食事が摂れるのか検討するためです。 口も少ししか開けられす、嚥下も甚だしく弱っていました。 剃られた髪が少し伸びてきている左前額部の傷跡がまだ痛々しいです。 それでもこの時はいよいよ本格的なリハビリが始まるんだと嬉しかったことを憶えています。
by atelier-poeta
| 2017-02-01 23:15
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